田谷の洞窟へ行ってみよう!
皆さんこんにちは、洞窟、史跡、博物館めぐりが趣味のアラサー男たきねこです。
人と集まるのも好きですが、本当は1人が好きです。
このご時世ですので、1人でもできる楽しみ方をお伝えできたらと思います。
先日大船の定泉寺にある田谷の洞窟巡りをしました。
アクセスは大船駅から徒歩で30分程、バスで「戸塚バスセンター行」10分程ですが、 天気が良かったのでゆっくり歩いてきました。
途中桜の木もあり春を感じながらワクワク歩きます。 距離にして2キロ程度30分ほどでようやく大きな看板が見えてきました。

定泉寺
田谷の洞窟は真言宗.定泉寺の中にあります。弘法大師様の像が出迎えてくれます。
弘法大師様、不動明王等が祀られています。
拝観料は大人400円、中高生200円、小学生100円となっています。 由来書とローソクを頂きました。 洞窟に入る前にちょっとした休憩スポットがあります。 このご時世なのでアルコール除菌等もあり有り難いです。

いざ、洞窟へ!
入り口でアルコール消毒をし、手燭台にローソクをつけ準備します。


そして少し先には待ちに待った洞窟の入口があります!
入り口付近に火が灯されており手燭台に火をつけて中に入ります。
中の様子は撮影禁止なので、入り口の写真のみですが、とても長く人工的であり壁面に多数の仏様が刻まれており、鳳凰や龍などの像も刻まれておりました。 壁面にはノミ跡がありこの洞窟を掘った巡拝者の苦労をうかがい知る事ができます。
四国八十八霊場や秩父三十四観音霊場など自分も知っている仏様を含め20以上の仏様が勧ていました。由来書によると鎌倉時代初期に開かれ江戸時代まで適時拡張され総距離1km規模とのことですが、順路内は300m程です。

本尊である弘法大師様
天井がドーム形の部屋がいくつかあり、その一つが本尊である弘法大師様の描かれている部屋です。(図で11番の場所です。)この部屋は特に壁面が立派であり見入ってしまいました。 また弘法大師様が読経している間に弟子が待機する場所(図の12番)はベンチの様に一列でベンチの様に岩が掘ってあり、そのベンチに数百年前に弟子の方々が座っていた事に思いを馳せました。
感想
途中にローソクが消えるアクシデントもありましたが、所々に照明もあり、完全に真っ暗となることはありませんでした。順路ごとにいる仏様から火を頂けます。 洞窟や鍾乳洞特有の背中を丸めて進む場所が殆どなく腰痛持ちの自分にも割と楽に進むことができました。ただ足場が悪く階段もあるためハイヒールや滑りやすい靴は避けた方が良いです。
日曜日の休日ということですが、緊急事態宣言は解除されたばかりで、まだコロナの心配があり人はまばらで11時頃でも自分の他に4家族程しかおらず渋滞することもありませんでした。
寺内にも除菌スプレーがありましたが、マスクエチケットや除菌などのエチケットは必要です。ここは観光の場では無く、あくまでも信仰の場である心構えを忘れないように気をつけました。 ちなみに帰りはバスで10分程とあっという間に大船駅に着きました。 皆様も是非機会があれば訪れてみて下さい。
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